ハリケーンに泣くカリブ海クルーズ


2004.9.3〜9.17

 2004年は日本もアメリカも強い台風が数多く上陸した年だった。

 9月4日にフロリダ半島マイアミから出航する7泊8日のカリブ海クルーズに初めて参加することにしていた。 

 8月30日に16号台風が日本の本州を縦断、すぐ後に発生した17号は、台湾から左に曲がり中国のほうに行ってしまった。引き続き来る18号は9月7日ごろに九州上陸の予定。

 日本出発は9月3日! なんと幸いにも台風の合間を縫って出発ができそう。ニコニコ。

 ところが家を出る一時間前にクルーズ会社の日本代理店から電話。「9月5日ごろにフランセスと云うハリケーンがフロリダ半島に上陸予定なのでマイアミ出航は2日遅れの6日になりました。クルーズは中止されますかどうされますか?」

 といわれても、こちらは変更もできない格安航空券。まあマイアミあたりで3日間ぐらい海を見て暇を潰せばよかろうと軽い気持ちで出発した。

 ところが経由地シカゴ付近を四日間もうろうろする羽目になった。とうとう船の出航日の6日にはマイアミに到着できず到着したのは7日になってしまった。
 
 幸い、7日出航の他の船を見つけることができ、5泊6日のカリビアンクルーズとなった。やれやれ・・・。

1.マイアミ変更デトロイト

 シカゴ空港経由マイアミというコースだがシカゴに着いたらマイアミ行きはハリケーン・フランシスのため全面閉鎖で見通しも立たないとのこと。

 飛ばない飛行機を待つため取りあえずシカゴ空港からデトロイト空港へ。

 デトロイト郊外に住んでいる友人であるキムとクインシー夫婦宅を訪問。二年前彼女たちはミシガン大学で結婚式をあげたが我々も出席させてもらった仲。それ以来の三年ぶりの再会。最近購入した新居に迎えてくれた。

 

 自宅の近所にある自動車王ヘンリー・フォードゆかりのヘンリーフォード博物館に行った。1930年当時の生活様式、町並み、自動車など再現している公園。T型フォードがじゃんじゃん走っていた。